介護のお金とそなえの相談窓口 / 介護にかかるお金
介護にかかるお金は、
いくらですか
介護を経験した人への全国調査では、毎月の費用は平均9.0万円、期間は平均55か月でした。ただし、家で介護するか施設に入るかで、毎月の額は2倍以上変わります。
このページの要点
- はじめに47万円、毎月9.0万円、期間55.0か月(平均)
- 毎月の額は、家で介護 5.2万円/施設で介護 13.8万円
- 4年以上続いた人が4割をこえる。平均だけで準備すると足りないことがある
1. 平均の数字
47万円はじめにかかったお金
9.0万円毎月かかったお金
55.0か月介護をした期間
はじめにかかるお金は、家の手すりや段差をなくす工事、介護用のベッドの購入などです。毎月のお金には、公的な介護保険の自己負担分のほか、おむつなどの日用品、施設の食費・部屋代が入ります。
3つの平均をかけ合わせると、47万円+9.0万円×55.0か月で、およそ542万円です。これは平均どうしをかけた参考の計算で、調査が発表した数字ではありません。
2. 家で介護するか、施設に入るか
| 介護をした場所 | 毎月かかったお金(平均) |
|---|---|
| 家(在宅) | 5.2万円 |
| 施設 | 13.8万円 |
施設の差が大きいのは、食費と部屋代が公的な介護保険の対象外だからです。くわしくは公的な介護保険で払ってもらえる範囲をご覧ください。
3. 期間は人によって大きく違う
同じ調査で、介護の期間は「4〜10年未満」が27.9%、「10年以上」が14.8%でした。4年以上続いた人が4割をこえます。平均の55か月だけで準備を考えると、長引いたときに足りなくなります。
準備を考えるときは、①家か施設か、②介護の度合い、③所得による自己負担の割合(1〜3割)、④期間が平均より長引いた場合、の4つを分けて見ると、必要な額の幅が分かります。
4. 自分で用意するお金の出どころ
自分で用意するお金は、年金、預貯金、家を売る・貸すなどの資産、そして入っている保険から受け取るお金のいずれかです。親の介護なら、まず親の年金と預貯金で毎月の額がまかなえるかを確かめ、足りない分をどこから出すかを家族で決めておくと、あとで慌てずに済みます。
入っている保険から何が出るかは、保険証券や契約内容のお知らせで確かめられます。親が入っている保険の確かめ方にまとめました。
出典:公益財団法人 生命保険文化センター「生命保険に関する全国実態調査」2024年度
ご家族の場合に当てはめて、一緒に整理します
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